【変な場所】最北の地で今も変わらず信仰されるあの世との接点「恐山霊場」

恐山霊場

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引用元
青森県むつ市にある、恐山霊場。
貞観4年(862年)に天台宗の慈覚大師により霊山として開山されたそうよ。
むき出しの岩肌、立ち上る硫黄くさい蒸気、湧きあがる温泉。美しい宇曽利山湖。
極楽とも地獄とも見えるこの場所は現代でも信仰を集める場所。変な場所だわ。
なぜ私たちは今なおこの地に惹かれてしまうのかしら。

地獄めぐり

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引用元
恐山には三途の川から始まり、地獄を巡ることが出来るわ。
ごつごつとした岩が転がり火山ガスと熱湯が噴き出す。
草もあまり生えないこの地…その様はまさに地獄ね。
硫黄くさい道をたどり血の池や針の山、最後には賽の河原へ出るわ。

風車

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引用元
賽の河原にはたくさんの風車が立てられているわ。
水子供養や先に亡くなってしまった子を慰めるためのものなの。
子供は…先に死んでしまったことで賽の河原で石を積んでいるのよね。
崩されても崩されても…ずっと積み続ける子を供養せずにはいられない。
風車の数に、それを切に感じてしまうわね。

さて、これ以上ここに居たらあの世へ連れて行かれてしまいそうだわ。
折角だし恐山の目玉でもある、彼女たちに会いに行きましょうか。

今なお息ずくイタコ

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引用元
恐山といえば必ずと言っていいほど出てくるイタコ。
イタコとは死んでしまった人を呼び、わが身に下ろして言葉をかけてくれる人。
降霊を口寄せと呼んでいるわ。
想像していたよりもかなり簡素な場所で口寄せをしているのね。
最近ではイタコの数も随分と減り恐山に常駐しているというわけではないらしいわ。
口寄せを望むのなら、夏と秋にある大きな大祭を狙うといいらしいわよ。
それにしても死者と話せるなんて…本当なのかしら。

本当に死んだ人に合える?

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引用元
イタコの口寄せの形式は
まず口寄せしたい死者の名前と生年月日、亡くなった日付を紙に書き、イタコに渡す。
念仏のようなものを3分ほど唱えると、イタコに霊が憑依するらしい。
特に会話をするというよりは、イタコが一方的に話した後こちらの質問を聞いてくれて終了という流れだそうよ。
中には実際に会えたと思う人も居るようだけれど、まるっきり当てはまらないことをを言われた人も居るみたい。

今を生きるために

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引用元
本当に人は死ぬとあの世へいくのかしら?
真相は自分が死んでみないと解らないことだわ。
けれど、今を生きる私たちにとって死んでしまったあの人とまたあの世で出会えること、
一言でもこの世で言葉を交わし、今を生きる力を貰えるのであればイタコや恐山は必要なのかもしれないわね。
たとえそれが本物ではない気休めだとしてもね。
本物かどうかなんて私たちのとらえ方次第だと思うもの。

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