【変な場所】親子二代で政治を独占している不思議な島「姫島」

姫島とは

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引用元
姫島は大分県国東半島の北部に位置するしており、人口約2000人程。
姫島の歴史は神話時代からさかのぼれる。
中世には水軍の根拠地に、幕末には英、米、仏、蘭の連合艦隊が姫島を拠点とした。
その際伊藤博文、井上馨が調停のため来島するなど歴史のある島なのだ。

親子2代にわたる村長


引用元
そんな姫島では、おかしなことに1955年に行われた村長選を最後に総長選が行われていない。変な話だな。
ゆうに61年もの間村長はとある親子2代によって独占されている。
前村長が急逝し、現在の村長は前村長の息子が務めることとなった。
その間、新しい候補は立っていない。
島はその一族によって独占され機能している状態が続いている。
なぜこんなことになったのだろうか?それは61年前の村長選にさかのぼる。

島を2分した選挙

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引用元
投票が行われた最後の姫島村長選、元村長の藤本憲吉氏と新人の鹿野亀太郎氏の一騎打ち。
この選挙戦は村内を二分する激しい戦いに発展。
結果は藤本憲吉氏が1,166票対1,061票の僅差で勝利となったが、2年ほどで病気を理由に辞職。
一騎打ちとなった鹿野亀太郎氏のみが立候補し、無投票当選を果たしますがこちらも2年ほどで突然の辞職。
その後名乗りを上げたのが藤本熊雄氏であり、この藤本氏からずっと島は政治の独占を許してしまうことになった。
島では先の選挙戦において親類間でさえ対立が起き、その影響が色濃く残ってしまう結果となった。
このような対立を起こしたくないという想いから立候補の声を上げられないのかもしれない。

村長のもつ権力

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引用元
新しい村長は地元出身である大物政治家と手を取り、地元の港や道路の整備を推し進めて行く。
功績をたたえ島では村長の業績をたたえる祭を毎年開催するまでに。
村長の権力はどんどんと力を増し、島を覆って行ったことだろう。
61年前の村長選の2名が相次いで辞任したことも何かしら黒い影があるように見えてしまう。
村の力の独占はねじ曲がり、とある事件にも発展する。

リンチ事件が起きたという変な話もある

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引用元
1962年3月29日、姫島において島民39名が男性2名を殺害するという事件が起きてしまった。
殺害された2名は島の村議会議員を務める有力者であった親類を頼り島へやってきた。
島へ渡ってくる前は暴力団とも付き合いのあった二人は村内ではやりたい放題であったという。
数度警察に捕まっても有力者の力なのかすぐに戻っては暴れる二人に、ついに島民は殴り込みをかけた。
最初は殺すつもりもない、ただ懲らしめるつもりであったという殴り込みはコントロールを失い殺害に至ったのだ。
この事件では被害者側にも責任の一端はあるとし、リーダー格に対して2年の実刑を。
他の14名に対し執行猶予付き有罪判決を言い渡した。
もしこの2名が島の有力者を頼り島へと渡らなければ…二人が警察に捕まった時に有力者の力が及ばなければ。
島民は罪を犯すことは無かったのかもしれない。

61年ぶりの村長選

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引用元
長い年月を同じ親子が村長を務める姫島で、61年ぶりの村長選挙が行われようとしている。
2016年11月1日告示され6日投開票の予定のこの選挙では、現村長の藤本昭夫氏がすでに出馬を表明。
これに対し村教育委員であり元NHK職員の藤本敏和氏が出馬の意向だという。
やっと島に新しい風が吹くのか、それともまた島を2分し歴史を繰り返すことになるのだろうか―――。

住所

大分県東国東郡

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