【変な話】日本三大ミステリー「赤毛布の男」の内容がガチ怖だった

雪の上の赤い血

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引用元
明治39(1906)年2月12日、福井県の九頭竜川河口付近の三国町と新保村(現福井県坂井市)
との間に架かる新保橋にて、昨晩降り積もった真新しい雪の上におびただしい量の血痕が
辺り一面に広がっているのが発見される。
通報を受けた警察は殺人事件と判断し操作を開始。
すると係留してあった小船の船べりに血痕が付着していているのを発見。
そして小船から少し下流の川底から一体の遺体が沈んでいるのが見つかる。
さらに翌日にももう一体、九頭竜川の河口付近に沈んているのを発見、引き上げた。
この被害者の身元はすぐに分かった。
2月12日前日の夜、この平和な雪に覆われた町に現れた謎の男によって殺された廻船問屋・橋本利助商店の者たちであった。

赤毛布の男


引用元
その男は、不思議ないでたちをしていた。
見た目35歳ほど、手ぬぐいをほおかむりし、さらにその上から赤毛布をかぶっていた。
男は廻船問屋・橋本利助商店の番頭、村吉を呼び出すと
「親戚のおばあさんが急病で倒れたので、すぐ来て欲しい」と村吉を連れ出した。
夜の21時頃であったという…その男の手には本家の提灯が握られていたという。
提灯のせいか、村吉は疑う事もなく奇妙な男に導かれ店を後にしたのである。
そして奇妙な男は、また店の戸を叩くこととなる。ここからこの変な話は始まる。

母・妻までもを連れ出す


引用元
村吉が連れ出されたのち、また赤毛布の男は村吉の母を同じような言葉で持って連れ出した。
またしばらく間を置き次は妻までもを連れ出したのである。
この時、奉公へと出された長女は別として幼かった次女は近所の女性へと預けられた。
しかし赤毛布の男は預けられた娘まで迎えに来たのである。
幼い娘を夜遅くに外に出すのは憚られると近所の女性は頑として男に次女を渡さなかった。
渋々といった面持ちで赤毛布の男は去って行った。

一家惨殺

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引用元
赤毛布の男に連れ去られた3人のうち二人は前述のとおり変わり果てた姿で川底から見つかった。
村吉の死体は見つからなかったため、当初警察は村吉へと容疑の目を向けたが、
雪の上に残された血痕の量から察するに3人とも殺されたという見解に達する。
赤毛布の男に連れられて行った3人が殺された。
しかも男は他家に預けられた子供までわざわざ迎えに行き殺そうとしていたというのだろうか。
この奇妙な殺人事件、大正10年には時効を迎えてしまい迷宮入りとなっている。

そして、のち赤毛布の男だが実は被っていたのは赤毛布ではなく「青毛布」であったという話が出てくる。
村吉が謎の男を信用したはずの「本家の提灯」も持っていなかったという。
なぜ青が赤になったのか。本家の提灯はどこへいってしまったのか?とても変な話だ。

短編小説「家紋」

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引用元
松本清張作の短編小説「家紋」はまさしくこの殺人事件をもとに製作されている。
その中に家紋の入った提灯が出てくるのである。
この話が実際の事件と絡み合い現在では「赤毛布の男は本家の提灯をもっていた」とされてしまった。
青毛布が赤毛布になったのもこういった伝聞を繰り返すうちに変わってしまったのだろう。

独り歩きする恐怖、怪人赤マント


引用元
皆さんは、「怪人赤マント」の都市伝説を聞いたことがあるだろうか?
派生として「赤いマント・青いマント」が生まれ、さらに「赤い紙、青い紙」という都市伝説もある。
今では有名な都市伝説として各方面にて紹介されているこの変な話。
赤いマントの怪人が子供をさらい殺してしまうといこの都市伝説は明らかにこの事件を下地としている。
迷宮入りを果たした事件は独り歩きし今や誰もが恐れる「怪人赤マント」へと変貌した。
しかし事件は犯人を捕まえることなく終えてしまっている。
もしかすると、「赤毛布の男」は未だ実在しており「怪人赤マント」と名前を変え今でも赤い血を求め彷徨っているかもしれない。

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